おがえもん廃線研究所

国鉄美幸線
現地調査 Part3
志美宇丹駅〜北見枝幸駅

志美宇丹駅手前の地点に残されていた美幸線橋梁

未成線区間ではここしか橋梁は残っていません。


今となっては無意味な跨線橋

一直線に伸びている廃線跡→
バラストがきれいに残っている  

志美宇丹駅予定地

この駅の周辺はちょっとした集落と学校があります。しかし、学校は既に廃校となったようです。

写真奥の跨線橋は道道のものです。

次の辺毛内駅予定地は牧草地に変化していて分かりませんでした。

歌登駅予定地

ここは沿線最大の街、歌登駅予定地です。

奥の道が本来なら駅前ストリートになるはずでした。

歌登駅は建設当時の基地になっていたようです。この付近にも線路がいくつも敷設され、奥にはPC枕木や線路が山積みされていました。「鉄道廃線跡を歩く・」を持っている方は美幸線のページを見てください。同じアングルで当時の写真が載っています。線路やモーターカーが写ってます。

スノーシェード発見!

歌登を出ると再び山岳区間に入ります。するとスノーシェードを見つけることができます。今となっては無用の産物と化してます。この付近に2箇所残されています。


スノーシェード内部

築堤の下に記された1968-9の表示が
すでに竣工から30数年もの歳月が・・・

スノーシェードの先には
      トンネルが

このトンネルも30年以上経っているのかな?

草が覆い茂っていたので近寄れませんでした。

下幌別駅予定地
跨線橋の下付近に駅が作られる予定でした。


陸橋の上から美深方向を見る

北見枝幸を目指して一直線に伸びる廃線跡
奥にはオホーツク海が!

美幸線の廃線跡に作られた道路
この付近も高架橋などはほぼ完成していましたが今は跡形もありません。

終点、北見枝幸駅

 仁宇布駅を出発して約60H、美幸線は北見枝幸駅で興浜北線に接続する予定でした。しかし、その興浜北線も廃止されてしまったため、この町から美幸線はおろか鉄道自体が無くなってしまいました。美幸線が開通していれば、旭川方面から直通運転列車が運転され興浜北線直通で浜頓別・稚内まで列車が走ったでしょう。美幸線の未成線区間は踏切の無い高規格で建設されたため、スピードアップが期待されました。列車での旭川方面へ行くのに、興浜北線・浜頓別経由に比べて、相当の時間短縮が期待できたのです。

 北見枝幸駅の跡地には交通公園と交通ターミナル(バスターミナル)が建設されて今でも枝幸の交通の中心になっています。交通ターミナル2階に興浜北線の鉄道記念館が1999年まではありましたが、今は無くなってしまいました。ちょっと残念です。
駅前には駅前食堂が未だに営業しています。

 


今も残る駅前食堂

興浜北線の廃線跡

北見枝幸駅跡近くの公園に2両の列車が置いてあります。

そろばん教室に利用しているらしいです。1両はキハ24-24?の気動車と、もう1両はスユニ50-515郵便荷物車でした。郵便荷物車はカラーリングを国鉄色に塗り直していました。

 私にとって未成線とくれば美幸線です。なぜならここまで完成していたのに開通しなかった路線は他には無いのです。建設費はいくらかかったのか、それに撤去費も・・・。これって本当の無駄使いですね。でもそれって税金ですよね。本当にもったいない!

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